もったいない…!「ARCHITREND ZERO」を活用できていない企業が多すぎる現状

間取りや屋根などの基本データから瞬時に3Dモデルを作成し、建築に必要な図面や書類・建築CGパースなどを作成することができる建築CADソフト「ARCHITREND ZERO」。これまでの国内販売数は約4万社となり、導入を検討したことがある、あるいはすでに導入済の企業も多いのではないでしょうか。

「ARCHITREND ZERO」は、省エネ機能を強化した最新版を2022年4月にリリース。時代の流れや需要に合わせてバージョンアップを続け、ソフトとして充実していく中、実はすべての機能を使いこなせていない企業が多いという現実があるようです。

「ARCHITREND ZERO」を使うことで、業務の生産性が上がった、経費が削減できた…など、さまざまな効果を感じている企業は多いと思いますが、たとえば設計だけなど一部の機能しか使えていないケースもあるようです。せっかく導入したのであれば、コストに見合うようフル活用したいところ。今回は、「ARCHITREND ZERO」を使いこなすためのヒントに迫ります。

設計から積算まで一気通貫!法規LVS、省エネ外皮計算の自動化…使いこなせていますか?

「ARCHITREND ZERO」は、間取り入力をすれば迅速に3次元モデルを生成、3次元モデルからリアルなCGパースを作成できるなど設計に関わる業務を大幅にアップデートできるソフトです。建材データとシームレスに連携していることも、便利さを実感できるポイントです。

そして、見落としがちなのが「ARCHITREND ZERO」ひとつで設計から積算まで一気通貫でできるということ。たとえば……

・基本データをもとに、確認申請に必要なシックハウス計算

・法規LVS、省エネ外皮計算、構造計算を自動計算

・平均GLの算定

・平面詳細図の自動書き込み(建具、サッシの仕様等)

・積算に必要な面積、個数の拾い

…など、すべてが「ARCHITREND ZERO」で完結。なんとなくできそうと分かっていても、使い方がよく分からないために活用できていない部分はありませんか。

電卓を使って行っていた計算を「ARCHITREND ZERO」にまかせて自動化することで、計算ミスがなくなります。意匠図の入力次第では、積算まで意識した作図も可能に。特に2025年に建築基準法にも盛り込まれる省エネ計算は、今後必須になる業務。法改正を反映した最新データを作成できるのも安心です。

これらを使いこなすときの前提は、データ入力が正しく行われていること。設計から積算までひとつのデータを使うためには、最初の「マスタ設定」が必須となります。続いては、そんな「マスタ設定」の重要性についてご紹介します。

「ARCHITREND ZERO」を使いこなすための肝となる「マスタの設定」

「ARCHITREND ZERO」を使いこなすために、なくてはならないのが「マスタ設定」。マスタ設定とは、住宅会社に合わせてソフトをカスタマイズすること。住宅会社ごとの規定サイズ等、ベースとなる情報を初期設定するイメージです。実はこの「マスタ設定」は「ARCHITREND ZERO」の全機能を使いこなすために必須のポイントでありながら、ソフトのプロではない多くの住宅会社にとって最大の難関でもあります。

会社によって必要なマスタ設定は異なりますが、いずれの場合も、膨大なデータを登録する必要があります。CADに詳しい社員がいない場合、必要な項目を整備していくのに、長くて数年単位の時間がかかるケースもあり、途中でマスタ設定を諦めてしまう企業も多いのが現状なのだとか。

「ARCHITREND ZERO」は、設計で必要となる各階平面図・立面図・断面図・配置図・求積図・省エネ計算・構造計算、確認申請に必要な図面を基本的に網羅しています。最初のマスタ設定で条件の入力ができていれば、一括で自動計算し、検討に必要な図面と計算式が出てくる仕組み。誰が見ても分かりやすい標準化された図面を簡単に生成できます。各部門の担当者によって手直しされた修正データは、各図面のデータに反映されるので無駄な作業やミスを軽減。クラウド上で情報共有することで関係者への伝達もスムーズです。

最初にマスタ設定をするかどうかで、その後の業務効率に大きく影響するソフトの肝となる部分。マスタ設定がされていれば、社内の標準仕様が常に共有できている状態。無駄な作業を省略することができ、たとえば同シリーズの商品の仕様を記録しておく等で、各段に業務効率が上がります

細かい作業で大変な手間がかかるマスタ設定ですが、プロに依頼すれば半年ほどかけて、じっくりとヒアリングを重ね、オーダーメイド感覚で設定を仕上げてくれます。一連のマスタ設定に関連するサポートを受けるには、プロに相談するのが近道。革新的な住環境の提案に実績があり、設計のプロでもある野原住環境が窓口となります。各社にどんなマスタ設定が合うのかを丁寧にヒアリング。ソフトを運用する中で生じる課題を解決して軌道に乗せ、長期にわたって寄り添います。

オプションソフトとの組み合わせで「営業ツール」としても強化

マスタ設定に手間がかかることに加え、「営業」ツールとして使う際に他のソフトと比べると工夫が必要となるのが「ARCHITREND ZERO」の特徴。住宅の建設過程では、複数の部門が連携して展開しますが、住宅会社によっては例えば営業部門だけ異なるソフトを利用しているケースもあります。しかし、複数のソフト間でデータが連動していないことによる修正漏れや、図面が標準化されていないなど、全体の生産性を低下させてしまうデメリットがあります。

「ARCHITREND ZERO」と組み合わせることで充実した営業ツールとなる2つのソフトが「まどりっち」と「ARCHITREND Modelio(アーキトレンド ・モデリオ)※以下モデリオ」です。

「まどりっち」は、簡単な操作で間取り図を作成できるアプリ。iPad上でApplePencilなどを使い手描き感覚で間取り(平面図)を描くことができるので、顧客にヒアリングをしながらプラン作成が可能になります。

より高度な提案を可能にするプレゼンソフトが「モデリオ」です。高品質CGパースを手軽に作成でき、明るさや間接光の表現、時間帯による見え方などのディティール演出が多彩。完成イメージを視覚的に訴求することで提案力が高まります。

「まどりっち」「モデリオ」はいずれもクラウド上で「ARCHITREND ZERO」と連携することで、作成したプランを設計部門に引き継ぐ際もスムーズ。修正されたデータが相互に反映されることで、各部門がミニマムな作業で最大限の効果を発揮できます。

すべての部門においてソフトを連携することで社内が一気通貫。これまで外注していた作業のすべてを内製化することも可能になります。業務品質の管理がしやすくなるうえ、ミスの修正など社内でスピーディに対応でき、社内スタッフのスキル向上も見込めるなど、メリットが多数。営業、設計、施工、すべての部門が「ARCHITREND ZERO」という一つのソフトを使って連携して進めることで、生産性のアップ、時短や経費削減、スタッフの負担軽減、それにともなう品質向上、そして顧客満足度や信頼向上…とさまざまなステージでのレベルアップが期待できます。

野原住環境は、「積算BPOサービス」を多くの企業に提供してきたノウハウを生かし、「ARCHITREND ZERO」導入により最大限の効果を出すための社内運用をサポートします。まずは相談からスタートしてみてはいかがでしょうか。

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